宮島口フェリーターミナルに新たな「自動改札機」 10月1日から始まる “訪問税” に対応

10月1日からの『宮島訪問税』徴収開始を前に、宮島口(広島・廿日市市)では新たに自動改札機の運用が始まりました。

訪問税を徴収する宮島口旅客ターミナルでは、新たな券売機や自動改札機が設置されました。

藤森憲也 記者
「交通系ICでスムーズに乗船できるようになりました」

整備費用は、およそ3億6000万円で、国と廿日市市から補助金が交付されました。始発便から運用が開始され、観光客らはワンタッチでスムーズに乗船を行っていました。

関東からの観光客
― 自動改札は便利?
「それが当たり前で、めちゃめちゃ便利です。(交通系ICは)いつも使っているので、そのまま行けるのはとても便利だと思う」

今回の導入で、JR宮島フェリーでは、これまで宮島へ到着した後に運賃を払っていましたが、宮島口で支払う方法に変更となります。

10月1日からは、券売機や自動改札機を利用することで、訪問税の100円が徴収されます。

また、宮島松大汽船とJR宮島フェリーで運賃が値上げとなり、大人の往復普通運賃はフェリー代の400円に訪問税を加えた500円となります。

宮島松大汽船 池田智広 総務部長
「自動改札になるので、非常に分かりやすいスタイルで運賃の収受ができると思います。これで観光客の方が非常に多くなっている中でも、スムーズな乗船ができると考えています」

宮島訪問税は、10月1日から徴収が開始されます。

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