コアラの「ココ」死ぬ 他のコアラの子どもの面倒を見るなど優しい性格

名古屋の東山動植物園で飼育されていたコアラの「ココ」が死にました。「ココ」は13歳のメスで、埼玉県で生まれ、2012年に東山動植物園に来ました。

気性の荒い面もありましたが、ほかのコアラが産んだ子どもの面倒を見るなど優しい性格だったということです。おととし10月に左手首に腫瘍が見つかり、翌月から療養のためバックヤードで飼育されていました。しかし12日、止まり木から落ちているのが見つかり、転落防止柵のついた飼育エリアに移されましたが、13日朝、死んでいるのを飼育員が発見しました。

死因は左手首の腫瘍に起因する衰弱死でした。東山動植物園は14日から今月24日まで、コアラ舎に献花台を設置します。

© CBCテレビ