ドローン違法飛行容疑で書類送検 香川河川国道事務所が依頼

ドローン飛行があった国道11号=5月、香川県三豊市(国交省香川河川国道事務所提供)

 国土交通省四国地方整備局の香川河川国道事務所が撮影を依頼した4月のドローン飛行に関し、香川県警は13日、航空法違反の疑いで高松市の建設コンサルタント会社と、同社の45歳と21歳の男性社員=いずれも香川県=を書類送検した。県警によると、2人は「認識が甘かった」「軽く考えていた」と容疑を認めている。

 書類送検容疑は4月26日、香川県三豊市で、電柱や街灯から30メートルの距離確保や目視による常時監視をいずれも実施せずに、ドローン1台を飛行させた疑い。国交相の承認も得ていなかった。

 同事務所は「委託した会社が飛行の承認を得たかなどについての確認をしなかった」としている。

© 一般社団法人共同通信社