【岸田再改造内閣】留任の河野デジタル相「日本を前へ進めるため努力」 深夜の会見は開かず

河野太郎氏(資料写真)

 第2次岸田再改造内閣が13日発足し、河野太郎氏(衆院神奈川15区)がデジタル相に留任した。行政改革担当相や国家公務員制度担当相などを兼務し、デジタル行財政改革に関する所掌が新たに加わった。

 河野氏の自身のX(旧ツイッター)アカウントへの投稿などによると、同日午後1時20分に首相秘書官から呼び込みの電話があり、官邸へ向かった。同4時過ぎには担務から外れた消費者庁で退任あいさつ式に臨んだという。

 河野氏は前回に続き、深夜に及ぶ初閣議後の記者会見を開かない考え。就任にあたり「デジタルツールを活用して国民の利便性の向上と行政の効率化を一体的に進めるという、デジタル行財政改革への岸田総理の強い意志を受け止め、更に日本を前へ進めるため努力していく」とのコメントを発表した。

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