松の木の上で3日間立ち往生した猫
高さ60フィートもある松の木で猫のマリオは立ち往生していました
おそらくコヨーテに追いかけられ木の上に逃げ込んだようです。
高さは地上から60フィート（約18.29メートル）かなり上まで登っていたため自らでは降りられなくなりました。
飼い主は保護猫団体のCanopy cat rescueに救助を依頼することに。
なんとか木に捕まりながら
そこへCanopy cat rescueのトムが大声でマリオー！と叫びながらやって来ます。
マリオの鳴き声を聞き、すぐに救助へ向かいます。
「今すぐに行くよ！」
遅すぎだよぉー、早く助けて！
木を登るトムの姿を見つけたマリオは余程辛かったのでしょう。いてもたってもいられず自らが動こうとして、木から落ちそうになります。
一瞬ヒヤリとしたトムはマリオに声を掛けます。
「すぐに行くから、お願いだからそのままそこにいて」
マリオに手が届きます
「はい、相棒。もう大丈夫だよ」
マリオを優しく撫でて抱きかかえます。
さぁ、おうちに戻ろうね
木を降りようとするトムですが、マリオは興奮してネットの中で暴れていました。降りるのを止め、すぐに抱きかかえてなだめます。
ずっと、トムに甘えるように文句を言うマリオを「うんうん、わかったよ」と言い聞かせるかのように抱きしめそのままゆっくりと地上へ降りて行きます。
この暑さの中で木の上の立ち往生は猫にはとても危険です。今回はCanopy cat rescueのトムが救助に来てくれましたが、高い場所の救助は誰もが行える訳ではありません。
マリオが本当に無事で良かったです。
- マリオの救助の様子はこちら
※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
掲載者名：Canopy cat rescue
