【マレーシア】ジェトロ、EC2社と日本商品販促[商業]

日本貿易振興機構(ジェトロ)クアラルンプール事務所は13日、マレーシアの電子商取引(EC)サイトを通じて日本商品の販売を促進する「ジャパンモール事業」を開始したと発表した。今回は地場の2社と協力する。同様の取り組みは、2021年度から3年目となる。

今回は、日本の化粧品の取り扱いに強みを持つ地場の「ゴールデン・コーナー」と初めて協力。昨年度も同様の事業を実施した小売り大手TFPリテールとともに、日本産品の認知度向上と販売促進に向けたプロモーションを実施している。

ゴールデン・コーナーとは、同社のECサイトや大手ECプラットフォーム「ショッピー」「ラザダ」上でプロモーションを行うほか、日系ドラッグ・コスメティックストア「アインズ&トルぺ」、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)の「ドンドンドンキ」、香港系の化粧品店「Sasa」、イオン傘下のドラッグストア「イオンウェルネス」の店頭でもフェアを実施する。実施期間は8月25日から10月15日まで。

一方、高級スーパーマーケットの「ベンズ・インディペンデント・グローサー(B.I.G)」や「ビレッジ・グローサー」、食品ECサイト「バイツ・ショップ」を運営するTFPリテールとは、同社のECサイトや食品宅配大手「フードパンダ」での販促のほか、首都圏とジョホール州の実店舗で試食販売などを行う。実施期間は今月7日から10月1日まで。

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