北米自動車ショーが開幕 EV試乗コースを設置

13日、デトロイトで開かれた北米国際自動車ショーの会場で、フォードの車に試乗する来場者(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】米中西部ミシガン州デトロイト市で北米国際自動車ショーが13日開幕した。会場には電気自動車(EV)の試乗コースが用意され、米テスラの自動車などを試乗できる。一般公開は16~24日。

 日本勢ではトヨタ自動車が出展したが、新型車の発表はなかった。かつては世界最大級の自動車展示会と位置付けられていたが、2013年に財政破綻したデトロイト市の地盤沈下を背景に近年は規模縮小が鮮明になっている。自動車関係者は「米国メーカーが中心のローカルな展示会になった」と指摘している。

 トヨタの他に米ゼネラル・モーターズ(GM)やフォード・モーター、ドイツのフォルクスワーゲン(VW)なども出展した。

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