ガタスキーにも挑戦! 諫早で「ミニ・トライアスロン・リレー」 4年ぶり開催

泥だらけになりながら水田を滑走する参加者=諫早市川内町(同市提供)

 ランニング、水泳、自転車、ガタスキーの4種目を6人でリレーする「いさはやミニ・トライアスロン・リレー大会」が10日、長崎県諫早市の中央干拓地周辺で4年ぶりに開かれ、市内外から参加した28チーム約200人が6区間約23キロで競った。仮装姿で参加した人もあり、沿道は笑顔と声援で包まれた。
 いさはや楽しむスポーツ実行委などが主催。1人で多種目に挑戦するトライアスロンを、気軽に楽しんでもらおうと、1990年から開催し31回目。
 参加者はそれぞれ走って、泳いで、ペダルをこいでたすきをつないだ。最終走者は木製の板に片足を乗せ、水を張った水田を150メートル滑走する名物種目ガタスキーとランに挑戦。泥に足をとられて悪戦苦闘する選手たちに、沿道のチームメートや観戦者から熱い声援が寄せられた。
 一般の部ではラウンジkenが3連覇。ガタスキーで区間賞に輝いた同チームの森竹志さん(37)は「コースを読むなどし工夫した。楽しみにしていた4年ぶりの大会で、仲間と優勝の喜びを分かち合えてうれしい。来年も連覇目指し、皆でたすきをつなげれば」と話した。

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