ブルージェイズ大敗でプレーオフ圏外に転落 6失点の菊池は6敗目

【レンジャーズ10-0ブルージェイズ】@ロジャース・センター

ア・リーグのワイルドカード争いでマリナーズと並んで3位タイのブルージェイズは、同2位のレンジャーズに0対10で大敗。3連敗で明日の最終戦を残して4連戦の負け越しが決まり、エンゼルスを破ったマリナーズに1ゲーム差をつけられてプレーオフ圏外に転落した。レンジャーズ先発のジョーダン・モンゴメリーは7回4安打無失点の好投で自己最多に並ぶ9勝目(11敗)をマーク。ブルージェイズ先発の菊池雄星は5回5安打6失点で6敗目(9勝、防御率3.81)を喫した。

ワイルドカード争いの直接のライバルを相手にカード負け越しは避けたいブルージェイズだったが、菊池が期待を裏切った。3回まで無失点に抑えていたものの、4回表に先頭打者への四球から一死1・2塁のピンチとなり、ジョナ・ハイムのタイムリーとナサニエル・ロウの16号3ランであっという間に4失点。5回表には二死からコリー・シーガーにヒットを許すと、ロビー・グロスマンに10号2ランを浴び、5回5安打6失点でマウンドを降りた。

リリーフ陣もレンジャーズ打線の勢いを止められず、6回表は2番手のボーデン・フランシスが二死1・2塁からエバン・カーターにタイムリーを許し、7点目を献上。9回表には5番手のチャド・グリーンが二死1・3塁からミッチ・ガーバーに17号3ランを被弾し、0対10の大敗となった。

菊池は5回89球を投げて被安打5、奪三振3、与四球2、失点6という内容で6敗目。日本時間8月3日のオリオールズ戦で9勝目を挙げたあと、7試合連続白星なしとなった。ブルージェイズはケビン・ゴーズマン、クリス・バシット、ホセ・ベリオスと3投手が2ケタ勝利を挙げ、故障から復帰した柳賢振(リュ・ヒョンジン)も防御率2点台と安定したピッチングを見せており、プレーオフに進出した場合に菊池がローテに入れる保証はない。菊池は真価が問われる時期を迎えている。

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