長崎県内の最賃898円 労働局が発表 10月13日から適用へ

 長崎労働局は13日、県内の最低賃金(時給)を前年度比45円増の898円にすると発表した。10月13日から適用される。
 長崎地方最低賃金審議会が8月17日、45円引き上げを答申。これに対し、県労連から労働者が「健康で文化的な最低限度の生活」をするためには引き上げ額が不十分と異議の申し出があったが、審議会は9月4日、答申が適当との意見を出し、労働局長が決定した。

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