CL初出場ウニオン、今季ユニの胸ロゴはインテルと同じ『Paramount+』に!“急な変更”の理由は価値高騰か

近年躍進著しいドイツ1部のウニオン・ベルリン。

2022-23シーズンのブンデスリーガは4位でフィニッシュし、クラブ史上初のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。

ここでは、CL出場というウニオンにとって歴史的なシーズンで着用する今季3つのユニフォームをご紹介したい。

1. FC Union Berlin 2023-24 adidas Home

ウニオン・ベルリン 2023-24 adidas ホーム ユニフォーム

23-24新ホームユニフォームは2年ぶりにレッド単色をベースに、シャドーで斜めストライプをデザイン。昨季はレッドとホワイトによるストライプ柄だったが、今回は近年のウニオンでお馴染みのスタイルに戻している。

背面首元にはサポーターのチャント“Und Niemals Vergessen Eisern Union”の頭文字をレタリング。我らは鉄のウニオン(連合)であることを忘れるな、という熱きメッセージだ。

パンツはホワイト、ソックスはレッドは基本スタイルだが、アウェイゲームで着用する場合は対戦相手によって色を変えることも。

1. FC Union Berlin 2023-24 adidas Away

ウニオン・ベルリン 2023-24 adidas アウェイ ユニフォーム

23-24新アウェイユニフォームはホワイトを基調に、ドットで斜めストライプをデザイン。近年よく使われるモノクローム(単色)で彩るエンブレムが格好よい。

今季から胸スポンサーは、アメリカの定額制ビデオ・オン・デマンド・サービス「Paramount+」に。世界的な映画配給会社「パラマウント・ピクチャーズ」と同じロゴマークを持つこの企業は、昨年12月からドイツ国内でサービスを開始している。

同社はウニオンと同じく今季のCLに出場するインテルの胸スポンサーも務めるため、欧州最高峰の舞台で2チームがこのロゴマークを胸に付けることとなる。

1. FC Union Berlin 2023-24 adidas Third

ウニオン・ベルリン 2023-24 adidas サード ユニフォーム

23-24新サードユニフォームはハニカム模様にも亀甲柄にも見える特徴的なテンプレートシャツで、ウニオンにしては珍しくグリーンを基調としたデザイン。

23-24モデルで最初に発表されたのはサードユニフォームだったが、実は当初の胸スポンサーは昨季と同じ「Wefox」。だが、その発表から10日後にクラブは「Paramount+」との新たな契約を発表している。

どのような経緯で急な変更となったのかは不明だが、今季はCLに出場ということもあり、クラブの広告面での価値も昨季とは比較にならないほど高まっているのは間違いない。なお、「Wefox」とは別の形でパートナーシップを継続するという。

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一部海外メディアによれば契約金はインテルの4分の1程度の年間500万ユーロ(およそ7億9千万円)とのこと。昨年末にドイツ国内でサービスを開始した「Paramount+」にとって、ウニオンは“優良物件”だったのかもしれない。

そのクラブ初のCLはグループCに所属し、ナポリ、ブラガ、レアル・マドリーと対戦する。

今では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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