JAF、猫がクルマに入り込むのは「寒さ」より「子猫」だから

JAF(日本自動車連盟)は6月1~30日に発生した「猫が車に入り込んだ」ことによる救援要請件数が343件あり、1月に実施した同様の調査の19件の約18倍に上ったと発表した。

これまで猫がボンネット部分に入り込むのは、冬期にエンジンの余熱など暖を求めるケースが知られていたが、実際は6月の方が圧倒的に多かった。

理由についてJAFでは、春に生まれた子猫が活発に動き始める時期に当たり、落ち着ける隠れ場所として車に入り込むことが考えられるとしている。猫がクルマに入り込む理由は「寒さ」より「子猫」だからだった。猫は春と秋に出産が多いとされ、秋以降にも同様のトラブルに注意が必要だと促している。

6月に救援要請があったうちの約2割はエンジン始動後の連絡だった。猫の命の危険や車の故障につながることから、JAFでは乗車前にボンネットを優しくノックしたり猫の気配を確認することを勧めている。

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