岡山県産マスカットを使ってワインの仕込み/岡山・赤磐市のサッポロビール岡山ワイナリー【岡山・赤磐市】

赤磐市にあるサッポロビール岡山ワイナリーで9月14日、岡山県産のマスカットを使ったワインの仕込みが行われました。
およそ5・6トンのマスカット・オブ・アレキサンドリアがベルトコンベヤーに載せられ、専用の機械を使って軸と実に分けられていきました。実は軽くつぶされた後、低温のタンクでしばらく漬け込まれます。そして搾った果汁を1、2週間発酵させたあと、じっくりと時間をかけて熟成させます。
ワイナリーによると、シャインマスカットなどほかの品種へ栽培を切り替える農家などが増えたため、今年の仕込み量は昨年に比べて2トン以上減ったということです。
猛暑続きの今年は生育が心配されましたが、例年通り甘みのあるブドウが収穫できたことから、マスカット特有の華やかな香りと上品な甘さのワインが期待できそうだということです。
マスカットワインは750ミリリットル入りで、およそ3600本生産される見込みで、来年春以降に全国のデパートやワイナリー内のショップなどで販売される予定です。

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