広島高速5号線 事業費30億円増 完成も計画より4年遅れ

広島市で建設中の広島高速5号線について、県は事業費が計画より30億円増額になることを明らかにしました。

広島高速5号線は、広島市東区温品町と二葉の里を結ぶ4キロの区間です。県によりますと、事業費が計画より30億円増えて、1289億円になるということです。

また、完成時期も計画より4年遅れて、2028年度になるとしています。

事業費増額の理由は、労務単価や建設資材費の上昇、完成時期の遅れに伴う人件費などの増加などを挙げています。こうしたことから供用開始も2029年度に変更しています。

一方、広島高速5号線の二葉山トンネル工事では、今月4日に掘削機のカッターを固定するボルトの一部が破断しました。臨時点検のために工事は停止していて、現在、破断した原因を分析しているということです。

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