早くもミラニスタのハート掴んだプリシッチ、人生初のミラノ・ダービーに興奮隠せず「待ちきれない」

[写真:Getty Images]

ミランのアメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチ。キャリア初となるミラノ・ダービーに向けて意気込んだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。

今夏チェルシーからミランへ加入したプリシッチ。アメリカ代表の象徴的存在である24歳はセリエA開幕から2戦連発とミラニスタのハートを早くも掴み、アメリカ資本の経営陣による単なるユニフォーム販売目的の補強ではないことを証明した。

左ウイングのポルトガル代表FWラファエル・レオンに右ウイングのプリシッチ。まさにどんなチームが相手でも脅威となる両翼を揃えたミランだが、代表ウィーク明けの16日に行われる第4節ではインテルとの大一番に。序盤戦のヤマ場となる重要な一戦だ。

イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じたプリシッチも、キャリア初のミラノ・ダービーに向けて興奮を隠せない。

「ミランは相手として対戦した時から一目惚れしてしまう存在だった。特にミラニスタ。これまで一度たりとも、彼らを超える情熱を感じたことはない。スタジアムも同じだ。サン・シーロほど印象的で素晴らしいスタジアムはない」

「ミランはインテルよりも強いかって? それを知るためにミラノ・ダービーがあるのだろう。いや、インテルはとても強いチームであり、それは昨シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝でも示された事実だ。難しい一戦になるはずだよ」

「彼らは低い位置でブロックを敷く術を持っている。同時にカウンター攻撃からゴールを陥れるクオリティも凄まじい」

「このような試合でゴールを決めたり、アシストしたり…そういった夢を抱いてきた。どんな試合でも嬉しいことだけどCLや大きなダービーなら格別さ。とにかく待ちきれないよ。僕は自らが何事においても競争力のある男だと信じている」

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