福屋と井辻食産 消費者が参加し新ギョーザ開発へ 広島

百貨店の「福屋」とギョーザの皮などを製造する広島県内の食品メーカー「井辻食産」がタッグを組み、新たなギョーザの開発に取り組んでいます。

意見を出すのは事前に応募があった一般の参加者たちです。

これまでに3回ほど会議で話し合い、13日初めて試食会が開かれました。

商品のテーマは「体にいいギョーザ」。県産の原材料を中心に皮には米粉や玄米粉を使うなどグルテンフリーに仕上げました。

市販の冷凍ギョーザと食べ比べ、意見を出し合います。

「体にいい物で言うとダントツですね。味はしっかりしていて食べ応えがあって」

「皮は米粉なのでもっちりした感じがあって、でも箸切れもよくて子どもでも食べやすいかな。ブラックペッパーはもうちょっと少なくてもいいのかな」

この日出された意見を生かし、10月に開かれる2回目の試食会に向けて試行錯誤は続きます。

井辻食産営業本部 板垣勇一郎課長「予測していたよりは好評だったと思います。もっと厳しい意見が出るかと思っていたんですが。より皆さんの声を反映できるようにしっかりギョーザに包んでいきたい」

福屋営業本部 上田知宏副本部長「お客さまの声を取り入れて物を作るのは初めての経験になります。たくさんのご意見をいただいて、こういう考え方もあるのかこういう視点もあるのかとすごく勉強になります」

開発中のギョーザは来年3月から販売される予定です。

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