ニジェールの仏駐在員、一時拘束 軍政下、13日に釈放

1日、ニジェールの首都ニアメーで、フランス軍の撤退を要求する軍事政権支持派(ゲッティ=共同)

 【パリ共同】クーデターが起きた西アフリカ・ニジェールに駐在するフランス人が軍事政権に拘束され、フランス外務省が12日、即時釈放を求める声明を出した。クーデター後、フランスとニジェールの関係は悪化。拘束で緊張が一層高まったが、外務省は14日、駐在員の釈放を発表した。

 一時的に拘束されていたのはステファン・ジュリアン氏。フランスメディアによると、ビジネスマンとして長くニジェールに駐在していた。フランス外務省は12日、同氏が8日に拘束されたと発表。14日の声明で同氏が13日に釈放されたと発表したが、詳細は明らかにしなかった。

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