![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1075134470493307126/origin_1.jpg)
カジュアル衣料雑貨販売のアダストリア(茨城県水戸市、木村治社長)はバスケットボール男子Bリーグのレフェリーウエアをデザインし、14日に都内のイベントで披露した。新シーズンから着用される。
カジュアルファッション企業が国内プロスポーツリーグの公式審判ウエアを手がけるのは国内初という。
ウエアはグレーのシャツと黒色ズボンが基調。リーグの発足当初から掲げる三つの使命を連想した「トライアングル柄」をウエアの前と後ろに使った。レフェリーに求められる「誠実さと公平さ、冷静さ」を表現した黒をシャツの袖とズボンに入れた。黒色で汗じみも目立ちにくい。制作にあたってはレフェリーの意見を聞き、動きやすさや伸縮性、耐久性、速乾性に配慮した。
イベントで着用したレフェリーからは「かなり着心地が良く、早くコートに立ちたい」「審判もかっこいいと思われる存在になりたい」などと感想を話した。
同社の福田泰己取締役は「ワールドカップでバスケットが盛り上がる中、ファッションを通じてスポーツを盛り上げたい」と話した。Bリーグの島田慎二チェアマンは「バスケットは他のスポーツよりもレフェリーの存在が大きく注目される。職業として憧れる存在にしたい」と述べた。
アダストリアはBリーグ・茨城ロボッツのオフィシャルスポンサーも務める。