メッツ大勝 千賀は6回10奪三振無失点で11勝目、防御率2点台に

【ダイヤモンドバックス1-11メッツ】@シティ・フィールド

メッツは先発の千賀滉大が6回103球を投げて被安打2、奪三振10、与四球2、失点0という素晴らしいピッチングを披露。打線も10安打11得点で援護し、ワイルドカード争いに加わっているダイヤモンドバックスを相手に11対1で大勝を収めた。快投した千賀は11勝目(7敗)をマークし、防御率も2点台に突入(2.95)。ダイヤモンドバックス先発のメリル・ケリーは5回6安打7失点で降板し、7敗目(11勝)を喫した。

千賀が3回まで1安打6奪三振という好投を見せるなか、メッツは3回裏に3連続四球で無死満塁のチャンスを迎え、ブランドン・ニモのタイムリー二塁打で2点を先制。千賀が5回終了時点で早くも2ケタ奪三振に到達すると、5回裏にはピート・アロンソのタイムリー二塁打、DJ・スチュワートの2点タイムリー、ジェフ・マクニールの9号2ランで一挙5点を追加し、好投を続ける千賀を強烈に援護した。

千賀は6回表に二死満塁のピンチがあったものの、クリスチャン・ウォーカーをセンターフライに打ち取って無失点。メッツは7回裏にフランシスコ・アルバレスのタイムリー二塁打で1点を追加し、8回表にジェイク・マッカーシーのタイムリー二塁打で1点を返されたものの、8回裏にジョナサン・アラウズがダメ押しの3号3ランを放ち、11対1で大勝した。

千賀はリーグ3位の防御率が2点台まで向上しただけでなく、5度目の2ケタ奪三振を達成して今季191奪三振となり、シーズン200奪三振の大台が見えてきた。コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)が本命視されるナ・リーグの新人王争いだが、まだ千賀にもチャンスはありそうだ。

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