なでしこジャパンのMF宮澤ひなたがマンチェスター・ユナイテッドのユニフォームを着て最初のピッチに立った。
ユナイテッドは13日、リバプールを招いてのトレーニングマッチを行った。試合前にはなでしこジャパンのチームメイト、レッズの長野風花とも記念撮影をするなど、リラックスした表情も見せた。
ベンチからのスタートとなった宮澤は、2-1とリードして折り返した後半の頭から登場。2ゴールを決めたイングランド女子代表MFエラ・トゥーンと同じく、[4-3-3]のインサイドハーフを任された。
しばらくは、同じく後半から出場したリバプールの長野風花を牽制する守備の時間が続いたが、徐々にボールタッチを増やすと、68分には右サイド深い位置へのスルーパスで追加点の起点に。バルセロナから新加入したジェイゼ・フェレイラの初ゴールに絡んだ。
自らもGKを強襲する一撃も披露した女子W杯得点王。チーム戦術へのフィットにはもう少し時間を要しそうだが、デビュー戦としてはまずまずの印象を残した。
試合後には、クラブ向けのショートインタビューに登場。こちらはやや硬さが見られたものの、「個人としても点が取れるように頑張ります」と、得点への意気込みも覗かせている。
「今日はマンチェスター・ユナイテッド(の一員)としてデビューできて嬉しかったです。また、チームとしてもしっかり勝てたので良かったかなと思います」
「次の試合もすごい楽しみなので、チームとしてもしっかり勝って個人としても点が取れるように頑張ります」
