新幹線で史上初のプロレス 「設備を壊さない」「車内を汗で濡らしてはいけない」など特別ルールも

東海道新幹線の車内で18日、史上初めてのプロレスが開催されます。

9月18日、東京発の東海道新幹線「のぞみ」371号の16号車を貸し切って開催される「新幹線プロレス」。

試合を主催する「サイバーファイト」の社長兼プロレスラーの高木三四郎(たかぎ・さんしろう)選手と、パイルドライバーが得意技の鈴木みのる選手が火花を散らします。

サイバーファイトによりますと、1万7700円と2万5000円の2種類の観覧チケットは発売開始30分で完売。普段のプロレスとは違い「車両の設備を破壊しない」、「走行中に座席の回転はしない」、「車内を汗で濡らしてはいけない」など、新幹線ならではのユニークなルールが設けられていて、サイバーファイトは「夢とロマンが詰まった試みで、戦う私たちもいまから楽しみで仕方ない」とコメントしています。

東海道新幹線「のぞみ」の貸切サービスは、去年12月からJR東海が始めたもので、これまでに新幹線ファンの誕生日パーティーや社員旅行などに使われているということですが、プロレスが行われるのはこれが初めてです。

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