Jump Aero、eVTOL機「JA1 Pulse」は人命救助任務のための新型航空機

JA1 Pulseは初期対応者向けに特別に構築された。一般的な郊外地域では、Jump Aero eVTOLは救急車の半分の時間で到着するという。田舎では救急車よりも20~30分早く到着する可能性がある。これらの節約された時間が、毎年何万人もの命を救うかもしれない。

JA1 Pulseには心臓モニター、自動心肺蘇生装置、酸素、その他のALS応急処置ツールなどの機器を装備。病院前救急医療機関が救急隊員、蘇生専門家、MDリソースをより効果的に活用し、到着時間と現場滞在時間の短縮に寄与する。

Jump Aeroの航空機は、火災やその際の救助といった、車やハイキングでは緊急事態への対応時間が大幅に長くなるような遠隔地や田舎の地形にアクセスするために特別に設計されている。現場に迅速に到着するだけでなく、ホットスポットの空中状況認識(SA)を提供し、指揮官が最も効果的な対応を調整できるようにする。

Jump AeroのeVTOL航空機の機能は、戦闘員がより迅速かつ効率的に任務を遂行できるようにすることで、国防に有益なソリューションを提供する。具体的には、この航空機は特殊作戦即応部隊(QRF)、警備QRF、緊急脱出、偵察、補給、緊急医療支援に特に有用だという。

特長

  • 高いL/Dと低い正面面積を持つ複葉機のスタンディング・テールシッター
  • 改良されていない着陸帯への急接近を容易にする大きな腹部窓
  • フル・エンベロープ・プロテクション
  • 簡素化されたフライトコントロール
  • 壊滅的なシングルポイント故障がない
  • プロペラの高さを頭上に設定し、安全性を確保
  • ランタイム保証アーキテクチャの適応型/MLフライトコントローラー
  • 弾道パラシュート
  • フラットベッドトレーラーで分解せずに輸送可能
  • メンテナンスが容易:関節モーター/格納式着陸装置がない
急斜面へのアプローチで前例のない眺望

仕様

  • 可搬重量150kg(1名+装備品)
  • ダッシュ速度250kt
  • 60秒未満の展開が可能
  • 50km以内の任意の場所に8分以内に到着
  • 8個の独立したクロスリンク可能な11kWhバッテリー
  • HVDC急速充電ポート1基
  • 推進器が故障した場合、高度2900mでホバリング
  • 風速20ktでの全方位ホバリング
  • 10°の傾斜(ほとんどの道路と車道)に着陸

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