旭川駅から10分「旭川はれて」に出店した日本茶カフェ…甘じょっぱいパフェ

旭川駅から1キロメートル続く日本初の歩行者天国「旭川買物公園」。

駅前から徒歩10分ほどの5条通りに小さな飲食店が25軒並ぶ「旭川はれて屋台村」が2022年にオープンしました。

カフェ・スイーツ・バル・和食・飲茶・海鮮など多種多様。その日の気分によって選んだりはしごしたりと楽しめる商業施設です。
その中に、全国の茶畑を3年かけて巡り、自分の目で確かめ生産者の話に耳を傾け、厳選した日本茶を提供している日本茶カフェがあります。

観光で歩き疲れたらちょっと一服できる日本茶カフェWHIZ(ウイズ)をご紹介します。

食べて飲んで「お茶の楽しさ」を味わうお店をオープン

全国各地からお茶を取り寄せた「日本茶専門カフェ」は道北初。

オーナーのリエゾン・ミサさんは東京都内の日本茶専門店で長年経験を積んだ日本茶のスペシャリスト。

「これまで出会ったお茶の生産者さんそれぞれに歴史や思いがありますが、残念ながら茶葉を急須で淹れて味わう人、茶葉を買い求める人は減ってきているんです。
一生懸命作っている生産者の思いと、急須で淹れるお茶のおいしさを多くの方に知ってほしいですね」

お茶ゼリーとお茶アイスたっぷり「お茶パフェ日本茶セット」

お茶の葉を佃煮にしてお料理メニューやスイーツにも取り込んでいます。
意外とどんなメニューにもぴったり。

「甘じょっぱい緑茶のお茶パフェと日本茶のセット 1,265円(税込)」は、冷茶と温かなお茶を好きな茶葉から選べます。

冷酒を入れる酒器に冷たいお茶が入るときれいなグリーンが引き立ち涼し気です。

パフェは、自家製お茶ゼリー・お茶アイス、白玉団子・抹茶アイス・生クリームなど盛りだくさん。

食べるたびに違う味と食感が楽しめます。お茶の佃煮もちょうど真ん中あたりから登場しました。

甘じょっぱいお茶の風味が、生クリームとの相性ピッタリで不思議なおいしさ。冷茶と交互に頂くことで、さっぱりとした後味になります。

旭川名物「ビタミンカステーラ」とのコラボスイーツも!

1917年(大正6年)に旭川の高橋製菓で製造が開始され、今も多くの人に愛されている旭川のソウルフード「ビタミンカステーラ」。

カステラにアイスとお茶の佃煮をサンドした「カステラ茶サンドアイス日本茶セット」880円(税込)もおすすめです。

日本茶は、全国11か所のお茶から選べます。どれが良いか迷うときはオーナーさんがアドバイスしてくれますよ。
温かいお茶はおかわりができるのもうれしいんです。

テイクアウトもOK。夜はお酒の提供も

オーナーさんが厳選したお茶の販売のほか、メニューのほとんどをテイクアウトできます。

スイーツやお茶のほかにも、お茶を使ったランチメニューも。
また、お茶を使ったハイボールやお茶割りなどのお酒もあるので、夜も楽しめますよ。

店内はギャラリーとなっていて毎月様々な作品が展示されています。

「旭川の若いアーティストやクリエイターが集まることもあります。人とのつながりができたり、居場所になったりし、そこにお茶があるっていいなと思っています」

お茶と共に旭川のクリエイティブな活動も知ることができる、カフェ。
ぜひ、お散歩の休憩に、日本茶の味わいを楽しみに、立ち寄ってみませんか。

日本茶CAFE/和風居酒屋WHIZ
住所:旭川市5条通8丁目1253-1 旭川はれて屋台村 C棟 11
営業時間:午前11時~午後5時/ 午後6時~午後10時
定休日:水曜日
電話番号:070-2353-4188
Instagram:whiz4188/

(上記の情報は記事作成時点でのものです。
最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください)

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