水道水の水源地から 国が定める暫定目標値上回る高濃度の「PFAS」検出 市議らが視察

岐阜県各務原市で水道水の水源地から高濃度の有機フッ素化合物「PFAS」が検出されたことを受け、15日各務原市議らが水源地の視察を行いました。

15日に各務原市の三井水源地を視察したのは、市議会議員あわせて21人です。

三井水源地は市民の半数にあたる約7万2000人に水道水を供給していますが、これまでに発がん性の疑いなどが指摘されるPFASが、国が定める暫定目標値を上回る濃度で検出されています。

市はこれを受けて、8月に三井水源地の曝気槽(ばっきそう)という設備に、PFASを取り除くための活性炭を置く工事を始めていて、市議らはこの曝気槽や活性炭を視察しました。

工事はことし中に終える予定で、各務原市は今後も定期的に水質調査を実施するほか、活性炭を用いた浄水設備を稼働していきたいとしています。

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