「物価高騰に対応」県・広島市議会が開会 広島

県議会、そして広島市議会が開会しました。物価高騰に対応する補正予算案などが審議されます。

湯崎英彦知事「物価高騰等への対応のほか、新型コロナウイルス感染症への対応、広島サミットの成果の持続・発展、社会的基盤の強化の取り組みなどに時機を逃さず対応するための経費について予算を計上しております」

県議会に提案された補正予算の総額は一般会計で212億5300万円。物価高騰への支援対策として69億円あまりのほか、エキキタに建設を予定している新病院の法人設立費約4300万円などが盛り込まれています。

また、全国旅行支援「やっぱ広島じゃ割」で県の確認不備により予算をオーバー分として約1億9200万円の負担も計上されました。

県議会9月定例会は来月2日までの予定です。

一方、広島市議会でも定例会が開会しました。提出された広島市の補正予算案は一般会計で約37億4千万円。

広島駅前に移転する中央図書館などの整備費用としてエールエールA館のフロア取得にかかる23億円あまりを計上。

建設が進むサッカースタジアムの事業費については建設資材の高騰を受け2億9千万円ほど増額となっています。

広島市議会9月定例会は28日まで開かれます。

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