県内約3割の小中高などの運動場でくぎなどの危険物見つかる 今後は「本数を把握し確実に回収」と指示 愛知県

ことし4月、愛知県西尾市の公園のグラウンドで、ソフトボールの練習をしていた小学4年生の男子児童が、地面から突き出たくぎでひざを10針縫う大けがをした問題。

これを受けて県は、県内の小中高などに運動場の安全点検を指示しました。調査の結果、1200校余りのうち約3割の学校でくぎなどの危険物が見つかり、ほとんどの学校がすでに撤去を終えたということです。

(愛知・大村秀章知事)
「運動場やグラウンドにそういったもの(危険物)が残っている、見過ごされていることが判明。子どもたちの安全を確保するために、この調査を機にさらに徹底してもらいたい」

県は各学校や教育委員会に、「行事でくぎなどを使う場合、本数を把握し、確実に回収すること」などを新たに指示する通知を15日付けで出しました。

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