神奈川知事、福島産水産物の弁当で昼食会 若手職員と「科学的根拠に基づいて安全」アピール

若手職員(手前)の話に耳を傾けながら弁当をほおばる黒岩祐治知事=15日午後、県庁

 神奈川県の黒岩祐治知事は15日、県庁の若手職員と、福島沖で水揚げされた水産物を使った弁当を楽しむ昼食会を開いた。

 東京電力福島第1原発の処理水海洋放出で風評被害が懸念される中、知事は「科学的根拠に基づいて安全と認められている」とアピールした。

 昼食会には県庁の若手職員10人が参加。知事はそれぞれが取り組む業務内容に耳を傾けながら、脂がのったトロサバの塩焼きなどをほおばった。

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