酒に酔って記憶がない状態で他人の車のドアを蹴って壊したとして、静岡市は9月15日、20代の男性職員を懲戒処分にしました。
15日付けで、戒告の懲戒処分を受けたのは、静岡市保健福祉長寿局の20代の男性の非常勤職員です。静岡市によりますと、男性職員は2023年6月6日早朝、静岡市清水区草薙の駐車場で、駐車してあった他人の車の運転席側のドアを、酒に酔って記憶がない状態で蹴り、壊したということです。男性職員は器物破損の疑いで現行犯逮捕され、その後、7月26日付けで不起訴処分となりました。
静岡市が男性職員に対して事実確認を行ったところ、認めたため、戒告の懲戒処分を行ったということです。男性職員は「二度とこのようなことがないようにします」と話しているということです。
静岡市の高田和昌総務局次長は「行政に対する信頼を損ねたことに対して深くお詫びします。市民の信頼を早期に回復できるよう努めます」とコメントしています。