3連勝スタートのバイエルンvsレバークーゼンは両GK躍動の末、激戦のドロー決着【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ブンデスリーガ第4節、バイエルンvsレバークーゼンが15日に行われ、2-2で引き分けた。

代表ウィーク前の前節、ボルシアMGに逆転勝利して3連勝スタートとしたバイエルンは、日本代表戦で負傷したキミッヒが先発。日本に屈辱の連敗を喫したドイツ代表の面々がスタメンとなった。

対するレバークーゼンは前節、ダルムシュタット相手にボニフェイスの2試合連続ドッペルパックなどで5-1と圧勝。開幕から3試合で11ゴールと圧倒的な攻撃力を見せ付ける中、今季初先発のアンドリッヒを除いて不動のスタメンで臨んだ。

立ち上がりから圧力をかけたバイエルンが7分に先制する。サネの右CKからファーに流れたルーズボールをケインがヘッドで押し込んだ。

守勢が続いたレバークーゼンだったが24分、ボックス手前中央で得たFKをグリマルドが直接沈め、ワンチャンスで追いついた。

試合を振り出しに戻され、ややバタついたバイエルンだったが、ハーフタイムにかけて攻勢をかける。

まずは35分、FKからミュラーのヘディングシュートがGKフラデツキーを強襲。さらにルーズボールをニャブリが詰めたが、ターの好ブロックに阻まれた。

続く43分、サネのミドルシュートがGKフラデツキーの好守に阻まれると、1分後にも決定機。ミュラーの右クロスからゴレツカがヘディングシュート。だが、ここもGKフラデツキーに阻まれた。さらに45分、ニャブリの枠内シュートもGKフラデツキーに阻止され、1-1で前半を終えた。

迎えた後半、パラシオスを投入したレバークーゼンは51分、ボニフェイスのロングシュートで牽制すると、56分にはフリンポンがボックス右から決定的なシュートを浴びせた。

ひやりとしたバイエルンは1分後、ケインがボックス内からシュートを放ったが、前半から好守を見せるGKフラデツキーにここでも阻まれる。

勝ち越したいバイエルンはムシアラ、テルを投入していった中、好機はレバークーゼンに訪れる。78分、ヴィルツのシュートがポストに直撃すると、80分にはボニフェイスがGKと一対一となるもGKウルライヒの好守に阻まれる。

すると86分、バイエルンに勝ち越し弾。ボックス左で縦に仕掛けたテルがクロスを送ると、ゴレツカがダイレクトで合わせた。

しかし追加タイム2分、自陣ボックス内でアルフォンソ・デイビスがホフマンを倒してVARの末にPKを献上。これをパラシオスに決められ、再び追いつかてしまった。

試合終了間際にはウパメカノがネットを揺らす場面があったがオフサイドに阻まれ、2-2でタイムアップ。3連勝同士の首位攻防戦は激戦の末、引き分け決着となった。

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