高校文化部の祭典「第35回佐賀県高校総合文化祭」（総文祭）の生徒実行委員会が13日、佐賀市の佐賀北高で開かれた。音楽や美術・工芸など各部門の代表生徒ら約40人が、開幕に向けて準備を進めた。
総合開会式は29日午後1時20分から、佐賀市文化会館で開かれる。会議では式の手順を確認し、PR活動の打ち合わせを行った。
総文祭は16日の小倉百人一首かるた選手権大会を皮切りに、11月15、16日の演劇コンクールまで、全14部門で大会や作品展などが開かれる。大会テーマは3606点の応募作の中から、松浦圭祐さん（武雄高2年）の「魅せろ、輝け佐賀んもん！」が選ばれた。ポスターの原画は55点から中尾心さん（佐賀女子高1年）の作品が採用された。
生徒実行委員長を務める牛津高美術部2年の大内夢花さんは「多くの人に高校生の文化活動を知ってもらい、生徒も先生も観客も楽しめる大会にしたい。みんなが笑っているのが好きなので、もっと笑顔にしたい」と意気込んでいた。（花木芙美）
