武雄市山内町の桃林窯に15日、「森のカフェ」がオープンする。自然の中でゆったりとした時間を過ごしてもらおうと、工房裏の雑木林にウッドデッキを設けた。黒髪山側と工房そばの堤を見渡せる2カ所にあり、11月まで利用できる。
工房裏の雑木林は窯主の吉田求さんが16年前に購入していたが、特に活用はしていなかった。コロナ禍後に来訪者が増えることを見込んで、昨年暮れからウッドデッキの設置工事を始めた。テーブルと椅子を用意し、最大20人が利用できるようにした。
食事はランチ(要予約・限定8食)とコーヒー、ケーキセットなどがある。ランチやケーキは妻の嘉代子さんの手作り。バスケットの中に食べ物と飲み物を入れ、ウッドデッキに移動し好みの場所で食事を楽しむ。時間は午前11時から午後4時。水、木曜は休み。
吉田さんは「涼しくなってきたので今から11月までが一番心地よい季節だと思う。いろんな人たちに楽しんでほしい」と話している。11月から翌年2月まではシーズンオフとなる。問い合わせは桃林窯、電話0954(45)6186。(澤登滋)