年に1度のバイキング給食 長井北中

バイキング給食を取り分ける3年生=長井市長井北中

 長井市の長井北中(船山恒校長)で15日、年に1度のバイキング給食が行われ、3年生86人が地元食材を使った特別メニューを思う存分味わった。

 楽しみながら食への関心を高める市の食育事業の一環。学校生活の思い出になるよう小中学校の各最終学年を対象に毎年行ってきた。新型コロナウイルス禍で2020年度から中止していたが、本年度から中学校で再開した。長井南中でも11月を予定している。

 会場の体育館には、置賜地域の在来豆「馬のかみしめ」のご飯や、市内産のブドウ、スイートポテトなど11品が並んだ。沼沢勇人さん(14)は「小学校の時は中止で食べられなかった。ずっと楽しみにしていた」、伊藤凌真さん(15)は「何回もお代わりして、おなかいっぱい食べたい」と、箸を進めていた。

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