臨時列車で旅行気分 左沢線・大江の児童ら乗車体験

「おいしい山形秋まつり号」の乗車体験を楽しんだ子どもたち=大江町・JR左沢駅

 大江町のJR左沢駅前広場で17日に開かれる「大江の秋まつり」に合わせ、同日運行する臨時列車「おいしい山形秋まつり号」の乗車体験会が15日、山形―左沢駅間で行われた。地元児童、園児ら約80人が乗車し、50分間の旅を楽しんだ。

 地元の子どもたちに左沢線を好きになってもらおうと町とJR東日本左沢線統括センターが企画。列車は茶色や赤を基調としたレトロな外観のラッピング車両で、児童らを乗せて山形駅を出発した。走行中は、左沢高1年で放送部所属の長岡あやのさん(16)が沿線の名所や歴史を紹介する車内アナウンスを行った。

 乗車した左沢小1年上田陽斗君(7)は「最上川の景色がきれい。旅行していたみたい」とうれしそうだった。臨時列車は17日、山形―左沢間を1往復する。

© 株式会社山形新聞社