【速報】モロッコ地震、1週間経過 金曜礼拝、犠牲者悼む

北アフリカ・モロッコ中部で8日に起きた地震は、15日深夜(日本時間16日朝)で発生から1週間が経過した。この日は金曜日で、被災地では地震後初めてイスラム教の集団礼拝が行われ、参加者らが犠牲者を悼んだ。内務省によると、確認された地震の死者は2946人、負傷者は5674人に上る。震源地に近い中部ハウズ県アミズミズ郊外にあるモスク(イスラム教礼拝所)では15日昼、100人近くが祈りをささげた。周辺の住宅は大半が損壊して住めなくなり、住民らは空き地にテントを張って避難生活を送っていた。

© 一般社団法人共同通信社