「正社員不足」49.3%に 広島県企業

民間調査会社の調べで「正社員が人手不足」と答えた広島県内企業が、5割近くに達していることがわかりました。

帝国データバンク広島支店によりますと、7月時点の従業員の過不足状況についてアンケート調査を行ったところ、282社のうち「正社員が人手不足」と答えたのは139社で49・3パーセントにのぼりました。

業種別では、「運輸・倉庫」が84・6パーセントと突出して高く、続いて「サービス」が58・3パーセント、「建設」が56・7パーセントなどとなっています。

同様の調査で「人手不足」は去年10月から5割前後で高止まりしていて、帝国データバンクでは「経済活動の正常化が進み、企業の人手不足感は今後さらに強まる可能性がある」としています。

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