来日デル・ピエロ!最高に似合いすぎた“伝説”ユニフォーム5選

親日家でも知られるイタリアサッカー界のレジェンド、アレッサンドロ・デル・ピエロ氏(以下デル・ピエロ)が来日中だ。

今回は『プロサッカークラブをつくろう! ロード・ トゥ・ワールド(サカつくRTW)』や、J1リーグ「北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ」戦などイベントに出演のための来日となる。

そこで来日記念として、デル・ピエロのキャリアで印象的な5つのユニフォーム姿をご紹介したい。

ユヴェントス(1997-98)

ユヴェントス 1997-97 Kappa ホーム ユニフォーム

1997-98シーズンはデル・ピエロのキャリアで重要なシーズンの一つだろう。リーグ戦とカップ戦合わせて公式戦32得点を記録。これはキャリアハイとなる数字だ。

そんな97-98シーズンのユニフォームは胸スポンサー「SONY」“Mini Disc”が懐かしい。ちなみにMini Discとは、音楽などを録音する小さな光ディスク(いわゆるMD)のこと。

イタリア(1998)

イタリア代表 1998 Nike ホーム ユニフォーム

デル・ピエロはイタリア代表でも長くプレーしたが、数字や記録などの「活躍」という部分を無視して最高に似合っていたユニフォームの一つは、1998年フランスW杯でのホームキットだ。

光沢感のある青い生地が美しく、シンプルで上品なデザイン。怪我の影響で精彩を欠いた98W杯だったが、デル・ピエロ本来のエレガントなプレーを見せていればキャリア最高の一着となっていた可能性もある。

イタリア(2002)

イタリア代表 2002 Kappa ホーム ユニフォーム

10番ではなく7番を背負った2002年の日韓W杯。イタリアは日本開催組となり、宮城県仙台市がキャンプ地に選ばれた。このことが後の東日本大震災におけるデル・ピエロの復興支援への思いを強いものとする。

その日韓W杯ではグループステージ敗退の危機を救うゴールを決めるなどして活躍。伸縮性の強い最先端素材とレトロなデザインを組み合せた2002年大会でのユニフォームは人気となった。

シドニー(2012-13)

シドニーFC 2012-13 adidas ホーム ユニフォーム

2011-12シーズンを最後にユヴェントスを退団したデル・ピエロが向かった先はオーストラリア。シドニーFCの一員となりAリーグで2シーズンにわたりプレーした。

ユニフォーム自体は11-12シーズンからの継続使用だったが、12-13シーズンはオンライン旅行代理店の「Webjet」と契約。シャツ前面に航空機を描くデザインが印象的で、デル・ピエロのネームと背番号10の入ったユニフォームは日本でも好評となる。

ユヴェントス(2006-07)

ユヴェントス 2006-07 Nike ホーム ユニフォーム

19シーズンを過ごしたユヴェントスで忘れてはならないシーズンの一つだ。

イタリアサッカー界を震撼させたカルチョ・スキャンダルによりチームはセリエBへ降格処分となったが、デル・ピエロは海外ビッグクラブのオファーを断り残留を決意する。

キャプテンとしてチームを牽引し、スキャンダルの裁定により勝点が「マイナス9」からの厳しいスタートとなったシーズンを優勝。1年でのセリエA復帰に力を尽くした。

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ある意味では歴史的ともいえるセリエBを戦ったシーズンのユニフォーム、とりわけ長袖モデルはクラブ史上屈指の好デザイン。クラシックな細めのストライプとほど良いサイズの襟が80年代・90年代のユニフォームを彷彿とさせる。

今では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!

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