韓国でやってはいけない『7つのこと』マナーに気を付けて楽しい旅行に

日本人に人気の海外旅行先でも上位に入る『韓国』

日本人が行きたい海外旅行先ランキングで、必ずと言っていいほど上位3位以内に入る国『韓国』は、位置的にも近く、文化的にも似ている側面が多いということもあり、人気の高い国です。

また、近年はK-POPブームが世界中で巻き起こっており、若い世代を中心に人気が高まっている大きな理由とも言えるでしょう。他にも韓国は、韓国料理や美容関連を目的に旅先として選ぶ人が多い印象です。

そんな韓国ですが、お隣とはいえ、やはり日本とは国が違います。マナーや文化が異なる点も多くあるので、旅行前に韓国のマナーや基本的な韓国語は頭に入れておくべきでしょう。

韓国でやってはいけない『7つのこと』

日本ではあまり注目されない行為が、実は韓国では大きなマナー違反となってしまうことも…。ここでは、日本人がやりがちな韓国でやってはいけない行為を紹介します。

1.食器(お椀)を手に持って食事する

日本では、直径15cm以内の食器であれば、手に持って食事することが可能です。むしろ、犬食いのように顔を近づけて食べる行為は、姿勢が悪くマナーがなっていないと見られることもあるでしょう。

しかし、韓国では食器を手に持って食事する行為がマナー違反となるので要注意です。スープなどは、スプーンで掬って飲んだり、こぼれそうであれば顔を近づけて飲む方法をとる人が多く見られます。

2.食事中に鼻をかむ

韓国では、食事中に音を出す行為はマナー違反です。麺や汁物を啜る音はもちろん、食事中に鼻をかむ行為も厳禁です。

不衛生だ、不快だと周りから白い目で見られてしまったり、場合によっては悪口を言われてしまう恐れもあるので、食事中に席で鼻をかむことはしないように気をつけましょう。

3.座敷で正座する

レストランによっては、座敷で食事するスタイルの店舗もあるでしょう。その際、日本人の中には正座して食事する習慣が身についてしまっている人もいると思います。

しかし、韓国において正座は「罪人」を彷彿とさせるため、あまり良い印象を持たれません。韓国では正座をしないように気をつけましょう。

4.受け渡しの際に片手で対応する

韓国では物を貰ったり渡したりする際に、片手で受け渡しする行為は「相手を下に見る」という意味が含まれているという考えが強くあります。

そのため、店舗やホテルなどで買い物したり支払いしたりする際、物を受け渡すときに片手で対応してしまうと非常に失礼な行為として受け止められてしまう恐れがあります。必ず受け渡しの際は、片手ではなく両手で対応するように心がけましょう。

5.店員に声をかけずに店内を見て回る

日本では、店員さんとコミュニケーションを多く取らずに好きな商品を店内で見て周り、気に入った商品があればレジに持っていき、気に入った商品がなければ無言で立ち去る…というスタイルが通例です。

しかし、韓国で同じ行動を取ってしまうと失礼にあたるため、店員さんにとても嫌な顔をされてしまいます。

必ず「少し見て回りたいのですが」「試着してもいいですか」と一声かけてから店内を見て回るようにしましょう。

6.公共交通機関内で優先席に座る

日本でも公共交通機関に優先席が設けられていますが、「優先席に座る人がいなければ健常な若い人も座ってOK」という考えが一般的です。

しかし、韓国では年長者を敬う気持ちが非常に強いため、基本的に健常な若い年代の人は優先席に座ってはいけないという風潮が強いです。

そのため、公共交通機関内では「優先席に座るべき人」に該当していない場合、必ず優先席以外の席に座るか立つようにしましょう。

7.会計を別々に精算(割り勘)する

韓国では会計を割り勘したり別々に精算するという文化があまり良く思われません。基本的に年長者や男性が支払うことが当たり前となっているため、レジ前で割り勘の相談などをしていると嫌な目で見られてしまいます。

女性同士で旅行する場合は、「このお店は私が払う」「次のお店では私が支払うね」など、交代で支払うようにすると良いでしょう。

海外旅行時には旅先の国のマナーを確認しておこう

いかがでしたか。国によって、文化やマナーは大きく異なります。日本と文化が似ていると思われる観光であっても、これだけ多くの違いがあるのです。ぜひ海外旅行する際は、事前に旅先の国のマナーや簡単な言語を確認しておきましょう。

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