フンメルスがドッペルパック、ドルトムントが堂安先発の10人フライブルクに競り勝ち2勝目【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ブンデスリーガ第4節、フライブルクvsドルトムントが16日に行われ、2-4でドルトムントが勝利した。フライブルクのMF堂安律は85分までプレーしている。

代表ウィーク前の前節、昇格組のハイデンハイムに2-2のドローに持ち込まれたドルトムントは、1勝2分けスタートとなった中、アラー、マレン、アデイェミの3トップとする[4-3-3]で臨んだ。

一方、シュツットガルトに5失点惨敗したフライブルクは2勝1敗スタートに。代表帰りの堂安が[3-4-2-1]の右シャドーで先発となった。

オープンな入りとなった中、11分にドルトムントが先制する。ブラントの右CKからフンメルスのヘディングシュートが決まった。

その後もオープンな攻防が続いていたが、フライブルクはグレゴリッチュがふくらはぎを痛めてプレー続行不可能に。28分にグリフォと交代した。

アクシデントに見舞われたフライブルクだったが31分、FKの流れからラインハルトの強烈なシュートがポストに直撃した。

すると決定機を作ったフライブルクが前半追加タイム2分に追いつく。左サイドからのグリフォのアーリークロスをホーラーがバックヘッドで流し込んだ。

さらに同6分、一気に逆転する。右サイドからのグリフォのFKをヘフラーがヘディングで合わせた。

迎えた後半、主導権争いを経て54分、ドルトムントはブラントがボックス右から際どいシュートを浴びせれば、フライブルクは1分後、堂安のチャンスメークからグリフォが決定的なシュートを放った。

そしてフュルクルクを投入したドルトムントが60分、同点とする。フュルクルクとのパス交換からマレンが抜け出し、GKとの一対一を決めきった。

追いつかれたフライブルクは70分、ホーラーがGK強襲のシュートを浴びせるも、82分に退場者。ヘフラーがザビッツァーのふくらはぎを削ったプレーでVARの末、一発退場となった。

その後、堂安がピッチを後にした中、88分にドルトムントに勝ち越し点。FKの流れでゴール前が混戦となると、フンメルスがルーズボールを押し込んだ。

そして追加タイムにロイスのゴールも生まれたドルトムントが4-2で勝利。今季2勝目を挙げるとともにチャンピオンズリーグ初戦のパリ・サンジェルマン戦に弾みを付けている。

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