アトレティコがバレンシアに3発完敗…今季初黒星でCL初戦に不安を残す【ラ・リーガ】

[写真:Getty Images]

ラ・リーガ第5節のバレンシアvsアトレティコ・マドリーが16日にメスタージャで行われ、3-0でバレンシアが勝利した。

大雨の影響で前節のセビージャ戦が延期となったアトレティコは、2トップにグリーズマンとモラタを採用した[3-5-2]の布陣を採用。両ウイングバックにアスピリクエタとリケルメを据え、中盤はバリオス、レマル、M・ジョレンテが起用された。

2連敗中のバレンシアに対し、アトレティコは早い時間に失点を許す。5分、左サイドを抜け出したカノスの折り返しが相手DFにディフレクトすると、ニアに走り込んだウーゴ・ドゥロのスライディングシュートがゴールに吸い込まれた。

反撃に出たいアトレティコだったが、再びネットを揺らしのはバレンシア。34分、自陣中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、ドリブルで持ち上がったフラン・ペレスのラストパスからボックス内に侵入したウーゴ・ドゥロが冷静にDFをかわしてゴールネットを揺らした。

枠内シュート0本で前半を終えたアトレティコは、リケルメとサビッチを下げてアンヘル・コレアとモリーナを投入。しかし、再びスコアを動かしたのはホームチームだった。

54分、ティエリ・コレイアのパスをバイタルエリア中央手前で受けたハビ・ゲラが切り返しで相手DFをかわし右足一閃。狙いすましたミドルシュートがゴール右に突き刺さった。

その後も互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず、3-0でタイムアップ。バレンシアに2015年11月以来となる白星を献上したアトレティコ、ミッドウィークに行われるチャンピオンズリーグ初戦のラツィオ戦へ不安を残す結果となった。

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