お彼岸にやってはいけないこととは?注意すべきポイントや過ごし方

お彼岸っていつ?

お彼岸とは、秋分と春分をお中日といた、前後を含めた3日間の期間を指します。

  • 彼岸入り…秋分と春分の前日
  • お中日…秋分と春分当日
  • 彼岸明け…秋分と春分の翌日

3日間の間に、お彼岸にすべきことをこなすよう心がけましょう。

お彼岸にやってはいけないこととは?

お彼岸でやってはいけないことは、以下のものがあります。

神事を行う

お彼岸は仏事なので、仏事を行うべき日に神事を行うのはNG。神事とは、以下のものが当てはまります。

  • 七五三
  • お宮参り
  • 建前など

七五三は時期がずれており、お宮参りはあえてお彼岸の3日間に行わなくてもよいでしょう。家の建前は事前に日程をずらしておくよう、調整してみてください。

お墓で大騒ぎする

お彼岸のお墓参りをすることは、非常によいことです。しかし、お墓で大騒ぎしてしまうのは絶対NG!

  • 派手な格好でお墓参りをする
  • 大声を出す
  • 走り回る
  • 大音量の音楽をかける
  • お菓子やお酒を楽しみ、お墓を汚す
  • ゴミを置いて帰るなど

ご先祖様が驚くだけでなく、周囲のお墓にも迷惑をかけてしまいます。静かにお墓参りがしたいと思っている人の邪魔になるような行動は、慎むべきです。

訪問先の人に迷惑をかける

お彼岸で親族の家やお寺を訪れたとき、迷惑をかけるような行動を取るべきではありません。

  • 大騒ぎする
  • 訪問先の家などにあるものを破壊する
  • 走り回る
  • 周囲の人や故人を罵倒するような発言を繰り返すなど

お彼岸でなくても、周囲の人に迷惑をかけるような行動はとらないよう心がけてください。

病人のお見舞い

お彼岸は、故人を偲ぶ行事です。入院している人をお彼岸に見舞うのは、相手に対して失礼な行為なので要注意!

  • 入院している人を故人として扱う、という意味を持っている
  • 入院している人のことを、もうじきなくなるだろうと思っている、という意味を持っている

悪意はなく、偶然休みだったからお見舞いに行ったとしても、相手が不快感を持ってしまうかもしれません。入院中は精神的に不安定になりやすい時期なので、お見舞いの時期がお彼岸を避けましょう。

お彼岸の過ごし方

お彼岸の主な過ごし方は、以下のようになります。

  • お墓参り
  • 仏壇の掃除
  • お供え物を新調
  • 親族の家を訪問し、先祖を偲ぶなど

お彼岸といえば、秋分のときはおはぎをお供えし、春分はぼた餅をお供えするのが一般的です。そのほかにも、故人が好きだった食べ物や飲み物をお供えして一緒に食べるのもよいですね!

故人に思いを寄せ、楽しい時間を過ごすよう心がけましょう。お墓参りは、騒がずに静かな気持ちで過ごしてください。

まとめ

お彼岸はやってはいけないことがいくつかあるので、やってしまわないよう注意しましょう。お彼岸にすべきことも紹介しているので、お彼岸前に確認しておきましょう。

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