昭和女子大生、焼き物の町体感

有田焼のアクセサリー作りを体験する昭和女子大の学生=有田町上幸平の小路庵

 有田町と連携協定を結ぶ昭和女子大(東京都)の学生がこのほど、同町を訪れ、焼き物など有田の魅力を若者向けに発信するための視察や体験をした。

 訪れたのは同大現代ビジネス研究所で学ぶ9人で、有田町の活性化策を探る活動をしている。現在は若者を引きつける旅行商品の企画や、大学での有田焼アクセサリーの販売などに取り組み、現地調査で訪れてアクセサリー作りや皿踊りを体験した。

 3年生の木下恵理さんは「焼き物や伝統的な町並みといった魅力が若い層に知られていないと思う。SNS(交流サイト)を活用して若い人に届くように発信したい」と話した。町と同大は2022年3月、地域づくりや産業振興に関する連携協定を結んでいる。(青木宏文)

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