親の自覚がないと、子どもを不幸にしてしまうかも
子どもを産めば、どんな人でも自然と親になっていくというわけではありません。性別問わず、子どもを持ったとしても親の自覚がなければ、子どもを不幸にしてしまう恐れがあります。親としての自覚が持てず、子どもを不幸にしてしまう人の特徴とは、どのようなものがあるのでしょうか?
『親としての自覚がない人』の特徴5つ!
親としての自覚がない人には、以下のような特徴がみられやすいです。
1.子どもの様子を見ていない
子どもの様子を見ないのは、親としての自覚に欠ける行動です。
- 子どもが今なにをしているのか見ていない…スマホやテレビに夢中・子どもが高所に居ても無関心など
- 子どもがなにに興味を持っているのか知らない…子どもの話を聞いていない、聞き流している
- 子どもの食べ物の好みがわかっていない…好き嫌いが把握できていない
親子であれば共有しているはずの情報を、まったく把握できていないとなると、普段の子どもとのかかわりが十分ではない可能性があります。
2.常に自分優先
自分のことばかり優先させていると、子どもに身を危険にさらしてしまう恐れがあります。
- 子どもの前で喫煙
- 深酒して起きない
- 子どもが風邪をひいても、病院に連れて行かない
- 友達から誘われれば、子どもを家に置いて深夜でも遊びに行く…大人が家にいない状態になっても、かまいなく遊びに行く
- 子どもの体調不良よりも、自分の交友関係を優先させる
- 子どもにチャンネル権を与えず、常に大人が見たい番組しかつけない
- 子どもの洋服はリサイクルショップで購入し、自分は新品のブランド品などを身に着けたがる
- 子どもの声を無視
- 子どもの優先順位がずっと最下位など
子どもよりも自分の事情、とりわけプライベートを優先したがる人は、親の自覚を持っていないかも。
3.子どもの行事をすべて欠席する
子ども関連の行事を、特別な用事や事情がないにもかかわらず欠席し続けるのはNG。
- 参観会
- 運動会
- 入学式・卒業式
- 学校の奉仕作業
- 子ども会関連など
毎回自分の親だけ不参加となると、周囲の子からの指摘や劣等感にさいなまれ、子どもの心が傷ついてしまいます。
4.自分の子どものやったことに対して、まったく責任を持たない
子どもがやってしまったことは、もちろん子どもに責任があります。しかし、子どものしたことで誰かを傷つけてしまった場合、子どもと一緒に頭を下げたり、子どもに謝るよう促すような行動が全く見られない親は、親の自覚を持っていないのかもと相手から不信感を持たれてしまいます。
5.子どもに悪意ある行動や言動をぶつける
自分の子どもに、悪意のある行動や言動をぶつけてしまうのは、絶対にNG!
- 子どもに殴る蹴るの暴行をくり返す
- 自分の子どもを「ブス」「デブ」「バカ」など、罵倒する
- 「こっちに来るな」「死ね」など、子どもの存在を丸ごと否定する言葉をぶつける
- 子どもにだけ食事を与えないなど
自分の子どもだからなにをしてもいいと思ってしまうのは、間違った認識です。
親の自覚がない人が絶対に直すべき改善点
親の自覚がない人が改善すべき点は、以下のものが挙げられます。
- 子どもに対する言葉使いや行動
- いつか親になるだろうと、将来の自分に期待せず今から変わる意識を持つ
- 子どもと正面から向き合う時間を、意識して作る
- 伴侶に育児を丸投げにしない…「母乳が出ないから」「ママがいいっていうから」など、言い訳を考えない
まず、子どもと正面から向き合うことを意識しましょう。育児の小さな成功体験を重ねることで、親としての自覚を持ちやすり、子どもとの絆も深まりますよ。
まとめ
子どもがいるにもかかわらず、親の自覚がないままというのは非常によくありません。子どもを幸せにするためにも、子どもとのかかわりを持ち、親の自覚をもてるよう工夫しましょう。