【フィリーズ６－１カージナルス】＠ブッシュ・スタジアム
前日の試合で2007年以来16年ぶりのシーズン負け越しが決まったカージナルスは、先発のマイルズ・マイコラスが６回８安打５失点と精彩を欠き、１対６で敗戦。２連敗で明日の最終戦を残してフィリーズ３連戦の負け越しが決まり、借金18となった。フィリーズ先発のレンジャー・スアレスが３勝目（６敗）をマークし、マイコラスは12敗目（７勝）。なお、カージナルスのラーズ・ヌートバーは出場しなかった。
初回にアレック・ボームのタイムリーで先制されたカージナルスは、２回表にブランドン・マーシュの犠飛で追加点を奪われ、２点のビハインドに。３回裏一死１塁からポール・ゴールドシュミットの二塁打で一塁走者のメイソン・ウィンが一気に生還し、１点を返したが、結果的にはこれがチーム唯一の得点だった。
不調が続くマイコラスは、５回裏一死２・３塁からカイル・シュワーバーに44号３ランを被弾し、６回８安打５失点で降板。９回表には３番手のジェイコブ・バーンズがヨハン・ロハスにタイムリー二塁打を浴びて追加点を奪われ、１対６で敗れた。
カージナルスのシーズン負け越しは2007年（78勝84敗）以来16年ぶり。現時点で148試合を消化して65勝83敗だが、90敗以上となれば、1990年（70勝92敗）以来実に33年ぶりである。打線も全体的に低調だが、投手陣が明確な弱点となっており、今オフは投手陣の大型補強に動くことが確実視されている。
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