テン・ハグ、5試合で早くも3敗目…「誰のせいにもできないし、もっと良くならないと」

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が振り返った。イギリス『BBC』が報じている。

プレミアリーグ開幕から2勝2敗のなか、16日の第5節でブライトン&ホーヴ・アルビオンをホームに迎え撃ったユナイテッドは入りこそ悪くなかったが、前半にダニー・ウェルベックの古巣弾を食らうと、後半も2失点。ハンニバル・メイブリにシニア初ゴールが飛び出したが、反撃続かず、今季初の連敗を喫した。

ケガ人の続出だけでなく、アントニーやジェイドン・サンチョの問題にも悩まされ、暗い影を落とすユナイテッドは無敗が続いた本拠地でも崩れ、これで5試合目にして3敗目。早くも首位のマンチェスター・シティを9ポイントもの差がつくテン・ハグ監督も肩を落とした。

「残念だ。それはあまり前だし、こうしたちょっとした差の試合ならなおさらね。前半の我々は良かったし、多くのチャンスを作ったが、決め切れなかった。それから失点し、ゴールが認められず、ドレッシングルームでどうしてこんなことがあり得るのかと考えながら座り込んだよ。だが、それが現実であり、対処しないといけなかった」

また、5試合で10失点の守備面を問われると、「改善が必要だ。チームとしても個人としてもステップアップしなければならない部分がある。悪い時期や難しい時期もあるもので、それに向き合って対処しないといけない」と述べ、自分たちにベクトルを向けている。

「現時点でそれにうまく対処できていないが、昨季のようになれるはず。誰のせいにもできないし、もっと良くならないと。そして、より決意を固めて、より反発力を持たないといけない」

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