ローソンが予選10番手「初のQ3進出はうれしいが、悔しい思いも残っている」:アルファタウリ/F1第16戦

 2023年F1シンガポールGPの土曜予選で、スクーデリア・アルファタウリのリアム・ローソンは、初めて予選Q3に進出、10番手を獲得した。

■リアム・ローソン(スクーデリア・アルファタウリ)
FP3 16番手(1分33秒357:ソフトタイヤ/19周)
予選 10番手(Q1=4番手1分32秒215:ソフトタイヤ/Q2=10番手1分32秒166:ソフトタイヤ/Q3=10番手1分32秒268:ソフトタイヤ)

2023年F1第16戦シンガポールGP リアム・ローソン(アルファタウリ)

 Q3に進出することができて、もちろんとてもうれしい。ただ、僕たちはパフォーマンスを最大限に発揮できたとはいえない。その理由を調べる必要がある。

(角田)裕毅のこと(Q3に進めなかったこと)は残念だった。僕たちのパッケージは強力だったし、彼は快適に走っていたのにね。

 僕について話すと、ウォームアップが問題だった。最後のラップでグリップの向上を感じられず、最終セクターはトラフィックがひどかった。難しい状況だったんだ。

 Q3に進めたこと自体は喜んでいる。ただ、もっと上のポジションまで上がれるポテンシャルはあったから残念だ。でも僕はまだ学習の過程だから、これからさらに向上することができるだろう。

 今日はうまくいったけれど、重要なのは明日だ。10番手という良いポジションからスタートできる。とはいえ、2時間は長いし、チャレンジングなレースになるだろう。マシンの力を最大限に引き出して、自分自身のレースをすることに集中しよう。

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