【アナハイム共同】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平（29）はシーズン終了が発表された16日、本拠地アナハイムで行われたタイガース戦で久々にベンチに姿を見せた。チームメートと談笑しながら試合を観戦。その様子を撮影しようとベンチ上の観客席には人だかりができ、不動の人気を印象付けた。
プレーオフに向けた戦いが佳境を迎える9月の大リーグ。けがという不本意な形で今季を終えた大谷に日本から訪れたファンからは、ねぎらいの言葉が送られた。
東京都杉並区の安藤澄江さん（61）は、大谷の名前と背番号が書かれたワールド・ベースボール・クラシック（WBC）のTシャツを着用して観戦。「WBCからフル稼働だったので、疲れちゃっているだろうなと思った」とおもんぱかった。
東京都葛飾区に住む会社員の岸功二さん（37）は5月に続いての現地観戦。「こんな選手は生きているうちに二度と見られない。残念な結果になったが、ここまでの活躍は本当に素晴らしいし、ホームラン王にもなれそう」と語った。
