鹿島アントラーズは17日、観戦客の違反行為に関する処分を発表した。
16日の明治安田生命J1リーグ第27節でセレッソ大阪をホームに迎え撃った鹿島。前半にディエゴ・ピトゥカと通訳が退場を命じられ、荒れ試合となったが、鈴木優磨のゴールを守り抜き、1-0で勝利した。
粘り勝ちの鹿島にとって、上位争いに生き残る大きな1勝となったが、その試合の前半に観客がメインスタンド内からピッチにペットボトル1本を投げ込んだという。
該当者1名を特定したクラブは本人に事情聴取したところ、違反行為を認めたため、24日以降に開催されるホーム戦10試合の入場禁止処分を科したとのことだ。
また、同期間中のアウェイ戦および、プレシーズンマッチなどJリーグ、またはクラブ主催の試合興行も入場禁止に。2024シーズンにかかる処分は日程発表後に改めて通知するという。
鹿島は「今回の違反行為を受け、クラブとして、セキュリティ体制強化や観戦ルールの周知を徹底してまいります」とし、サポーターに改めてルールの徹底を求めた。
「サポーターの皆様におかれましては、観戦における禁止行為について今一度ご確認いただき、ルールを遵守してご観戦いただきますよう、ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます」