フランス1部の古豪OGCニースが好調だ。
15日のリーグ・アン第5節は敵地でパリ・サンジェルマンと対戦し、スコア3-2で勝利。ここまで2勝3分の無敗で暫定2位に浮上した。
次節はホームで南野拓実が所属するASモナコとの注目の一戦「コートダジュール・ダービー」が行われる。
ここではその好調ニースの今季ユニフォームをご紹介。洗練されたデザインがファンに好評だが、それはサプライヤーにle coq sportifの“復活”が理由かもしれない。
OGC Nice 2023-24 le coq sportif Home
ニース 2023-24 le coq sportif ホーム ユニフォーム
23-24新ホームユニフォームは、全体的にレトロ感の漂うデザイン。ホワイトで縁取るVネックに少し太めのストライプが特徴的だ。
1906年に創設されたニースは、1919年の他クラブとの合併を機に現在のレッド/ブラックのストライプを使い始めたという。
パンツとソックスはどちらもホワイトを基調としたデザイン。シンプルでレトロだが洒落たデザインは、近年のle coq sporifが得意とするパターンだ。
そのle coq sportifは1981-82シーズンまでニースのサプライヤーを担当し、比較的好調な成績を残した70年代のクラブを支えた。今回は実に42年ぶりのコンビ再結成である。
そして今季のアウェイユニフォームにも、このフランスの老舗名門スポーツブランドの持つセンスが存分に発揮されている。
OGC Nice 2023-24 le coq sportif Away
ニース 2023-24 le coq sportif アウェイ ユニフォーム
23-24新アウェイユニフォームは、クラブ初期からの色の一つであるホワイトを基調としたシンプルなデザイン。アシンメトリーに配した両袖のレッド/ブラックが美しく映える優雅な一着だ。
パンツにもアシンメトリーでクラブカラーを配し、ソックスはシンプルにブラック。押すところと引くところを心得ているle coq sportifならではのデザインと言える。
新ユニフォームはどちらにも背面首元に“ISSA NISSA”をレタリング。これはフランス語ではなく地域の言語であるプロヴァンス語で「行け、ニース」的な意味。選手を後押しする言葉だ。
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23-24新ユニフォームはクラブ公式オンラインストア他で販売中。
前述の通り次節は南野拓実が好調なモナコとのコートダジュール・ダービー。この試合はホームゲームだが、アウェイゲームだと色の関係でホーム、アウェイのどちらのユニも着用は不可能となる。よって今季もサードユニフォーム(おそらくブラックかブルー)が登場するはずだ。
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