山田高10戦ぶり黒星 柏ユースに3―5/高円宮杯U―18プレミアリーグ

【青森山田-柏ユース】後半35分、DF小泉がドリブルで相手をかわしてゴールを決め、2-4とする=青森山田高グラウンド

 サッカーの高校世代日本一を争う高円宮杯U-18プレミアリーグは17日、各地で第14節7試合を行った。東地区首位の青森山田は、青森市の同校グラウンドで8位柏ユースと対戦し3-5で逆転負けした。第4節以来10戦ぶりの敗戦で通算成績は10勝2分け2敗の勝ち点32。順位は1試合消化が多い尚志(福島)に抜かれ暫定2位となった。

 青森山田は前半12分、ゴール前の混戦からFW米谷が右足で押し込み先制。その後は相手にボールを握られ、何度もピンチを招いた。35分に守備のミスから同点とされると、3分後には相手FWのドリブル突破と裏への抜け出しに守備が後手に回り、逆転弾をたたき込まれた。

 後半に入っても劣勢は続き、左サイドから攻め込まれ12分、22分に連続失点。長身DFの小泉を前線に上げて追い上げを図ると、35分、ゴール前でパスを受けた小泉がゴールを決めて2-4とした。

 だが40分、横パスを奪われて速攻を浴びて5失点目。終了間際に途中出場のMF後藤が右クロスを頭で合わせて再び2点差としたが及ばなかった。

 青森山田の次節は24日、敵地で流通経済大柏高(千葉)と対戦する。

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