留学生と地域住民が交流 汗を流しながら稲刈り体験 お米を大切に食べていきたい/岡山・津山市 

稲刈り体験(NPO法人スマイル・ちわ=岡山県津山市=主催)が17日、県津山市加茂町知和の千磐神社近くであり、市内外の留学生や地域住民らが収穫に汗を流し、交流を深めた。

津山高専のタイやベトナム人留学生、美作大学や市外の大学生ら約60人が参加。5月に手植えをした田んぼ(約1.5アール)で成長したココノエモチを、地元住民に鎌の使い方を教わりながら、1束ずつ丁寧に刈り取っていった。10束ほどにまとめて、はぜ掛けしていった。

美作短期大学1年のレー・ティビック・ゴックさんは「力仕事で大変だったけど、みんなで協力しながら収穫できてうれしい。お米を大切に食べていこうと思った」と話していた。

同NPOが10年ほど前から地域活性化を目的に、参加者を募って実施しており、留学生は市の交流事業の一環で参加した。

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